これからの安全な交通社会を目指して
-交通事故の悲劇をなくし快適な交通環境を構築するために-
岡山の地から全国に向けて安全な交通社会の実現のための情報を発信してきた「交通大学」も、皆様のご支援により今年は記念すべき第20回を迎えます。まだ成人の域には達していませんが、昨年設立したNPO法人「安全と安心 心のまなびば」とマイクロメイト岡山株式会社が連携して、今後とも着実な歩みを続けていく所存です。さらなるご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
さて今年のメインテーマは「これからの安全な交通社会を目指して」と題し、交通事故による死者数を2500人以下に抑える国の目標を睨みつつ、一歩進んで快適な交通環境を築くための方策を考えてまいります。
今回はそのために不可欠な多角的アプローチとして、我が国の交通問題の大局的見地、交通安全教育の新たな形、命の尊厳と事故による損失、安全性へのメーカーの取り組みを取り上げます。登壇者は別掲の通り各領域の第一人者の方々にお願いしております。
皆様とともに学び、これからの安全な交通社会を築くために力を合わせたいものです。
一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
安全な交通社会を築くために -ヒトを動機づけるための処方箋-
10年後を見据えて 安全に向けてヒトがモノにどう働きかけるかを考える
鈴木 春男 (千葉大学 名誉教授)
昔の子どもから学ぶ将来の交通安全教育
主に子どもを対象にした交通安全教育の将来像を提示する
大谷 亮 (一般財団法人 日本自動車研究所 安全研究部)
マツダの安全への取り組み
子どもから大人まで安心できるクルマづくりへの取り組みを紹介する
原田 千花子 (マツダ株式会社 商品戦略本部 技術企画部)
命の尊厳と事故による損失
たった一つしかない大切な命 命の誕生と事故の代償について考える
金泉 浩二 (一般社団法人 日本損害保険協会 業務企画部)
小橋 勇二 (岡山市立市民病院 産婦人科 診療部長)
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